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2026/02/04

ジョージア

ジョージア定期預金は本当に年利10%なのか――高金利の裏側にある為替と現実

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「年利10%」という数字が目を引く理由

ジョージアの銀行定期預金について調べると、
「年利10%前後」という数字が目に入ることがあります。

低金利が当たり前になった世界の中で、この水準は非常に魅力的に映ります。
しかし、この数字だけを切り取って判断すると、実態を見誤る可能性があります。

金利は本当に10%なのか

まず前提として、
ジョージアの定期預金金利が高水準なのは事実です。

ただし、その多くは
ジョージア通貨(ラリ)建て預金で提示されている金利です。

・米ドル建て
・ユーロ建て

の定期預金と比べると、金利水準は大きく異なります。
つまり、「10%」という数字は、通貨条件込みの数字であることを理解する必要があります。

為替リスクを無視すると見える錯覚

高金利とセットで必ず考えなければならないのが、為替リスクです。

ラリ建てで10%の利息が付いても、
預入期間中に通貨価値が下落すれば、
外貨ベース・円ベースでは利回りが相殺される可能性があります。

・金利だけを見ればプラス
・為替を含めると実質横ばい、あるいはマイナス

こうしたケースは、決して珍しくありません。

なぜラリ建て金利は高いのか

高金利には、必ず理由があります。

ジョージアに限らず、
新興国や小規模経済圏では、
通貨の安定性やインフレリスクを織り込む形で、
金利が高めに設定される傾向があります。

これは「お得」というより、
リスクに対する補償としての金利と捉える方が適切です。

実務的に考えるべき視点

ジョージア定期預金を検討する際には、
次のような整理が欠かせません。

・どの通貨建てで預けるのか
・金利と為替、どちらの変動が大きいか
・短期か中長期か
・資産全体の中での位置づけ

高金利=高リターンではなく、
高金利=高変動要素を含むという前提で考える必要があります。

「向いている人」と「向いていない人」

ジョージアの高金利預金は、
すべての人に向いている商品ではありません。

・為替変動を許容できる人
・分散投資の一部として使う人
・短期の値動きに一喜一憂しない人

こうした条件に当てはまる場合に、
初めて検討対象になります。

逆に、
元本の安定性を最優先する場合には、
慎重な判断が必要でしょう。

まとめ:10%という数字をどう見るか

ジョージアの定期預金金利が高いのは事実ですが、
それは「無条件に有利」という意味ではありません。

重要なのは、
金利・通貨・期間・自分の目的をセットで考えることです。

10%という数字に期待を寄せる前に、
その数字がどの条件で成り立っているのかを理解すること。
それが、後悔しない資産運用につながります。