ドバイへの移住を検討する人の中で、
よく聞かれる質問のひとつが
「会社を作ればビザが取れるのか?」
というものです。
結論から言えば、
法人設立を通じて居住ビザを取得することは可能です。
ただし、その仕組みや条件を正しく理解しておかないと、
想定していたものと異なるケースも少なくありません。
ドバイで一般的に「投資家ビザ」と呼ばれるものは、
会社の株主やオーナーとして取得する居住ビザを指します。
これは不動産投資ビザとは異なり、
事業活動を前提とした居住資格です。
会社設立後、株主として登録されることで、
一定期間の居住ビザを取得できる仕組みになっています。
ドバイで会社を設立する方法はいくつかあります。
代表的なのは次の3つです。
・フリーゾーン法人
・メインランド法人
・オフショア法人
それぞれ、
・事業範囲
・ビザ取得の可否
・コスト
・規制内容
が異なります。
一般的に、ビザ取得を目的とする場合は
フリーゾーン法人が選ばれるケースが多くなります。
法人設立からビザ取得までの基本的な流れは次の通りです。
手続き自体は比較的シンプルですが、
設立するフリーゾーンや事業内容によって
必要書類や条件が変わる場合があります。
法人設立によるビザ取得は可能ですが、
いくつか注意点もあります。
・会社維持費(ライセンス更新費用)
・オフィス要件
・銀行口座開設の審査
・実体のない事業への規制
特に近年は、
マネーロンダリング対策や規制強化により、
会社の実体確認が重要視される傾向があります。
ドバイ法人設立は、
単なるビザ取得手段としてではなく、
・国際ビジネス拠点
・資産管理
・税制メリット
・海外投資のハブ
として活用されるケースが多くあります。
長期的に見ると、
ビザは結果であり、目的ではない
という考え方が重要です。
ドバイでは、法人設立を通じた居住ビザ取得は確かに可能です。
しかし制度の目的は、
単なるビザ発行ではなく、
実際の経済活動を促進することにあります。
そのため、
会社設立・ビザ取得・銀行口座などを
総合的に設計することが重要になります。
制度を正しく理解すれば、
ドバイは依然として世界でも魅力的な
ビジネス拠点のひとつと言えるでしょう。