工事総額は1.3兆円以上の巨大プロジェクト！

現在、エジプトでは
2027年度の開通を目指し

エジプト全土を走る高速鉄道の
建設が進められています。

レールの全長は約2000kmと
ビックプロジェクトですが

ちなみに、2000kmがどれくらいの
距離か？と言うと

東京から日本の最西端『与那国島』
までの距離が約1900kmですので

つまり今、エジプトでは
東京から与那国島まで行ける
高速鉄道を建設していると言うことです。

そして、この工事を受注したのは
ドイツのシーメンスと言う会社で

工事の受注金額は
なんと『81億ユーロ（約1兆3000億円）』と
シーメンス設立以来の過去最高金額の
受注額となりました。

参照：siemensのHPより

エジプトの高速鉄道は国境を越える！

エジプト全土を走る高速鉄道
ですが、どのルートを走るのか？
と言うと、計画では下記のMAPを走ります。

注目をして頂きたいのは
赤く円で囲んだ場所です。

エジプトの高速鉄道は
なんと！！！

南は、スーダン
西は、リビア

と、国境を超えて走る計画なのです。

何度も勉強会ではお伝えしていますが
エジプトはアフリカと言う地域で見るよりは

北アフリカと中東を合わせた地域
『MENA』で見た方が正しく

このMENAの中心は
やはり、どこまで行ってもエジプトなのです。

そして、隣国を繋ぐ高速鉄道は
よりMENAの中で、エジプトの存在感が
高まるのは間違いないです。

新首都だけではなく
今のエジプトは、本当に色々な所で
盛り上がってきており、10年後は
全く別の国になっていると思います。