~加熱する融資利用率と「逆回転」のリスク~
当サイトでは、世界の不動産市場における最新情報をお届けしています。投資先として注目されるドバイ・エジプト・ジョージアなど、新興市場のチャンスとリスクの両面をバランスよく紹介し、信頼ある海外投資をサポートすることを目的としています。
本記事では、ドバイの不動産を担保としたローンの現状と今後のリスクについて詳しく解説します。市場における資金の流れを読み解き、未来の戦略判断にお役立てください。
UAE(アブダビ・ドバイなど)では、不動産を担保に銀行から資金を借りることが可能です。
ただし、外国人(ビザなし)向けローンには条件があります。
📌 現在(2025年7月時点)の一般的な条件:
金利はやや高めですが、資産を有効活用した資金調達手段として選ばれています。
不動産担保ローン以外にも、収入状況に基づく「住宅ローン」も利用可能です。
この場合も銀行により条件は異なりますが、一般的には以下の通りです:
📌 現在(2025年7月時点)の例:
なお、ドバイの居住ビザを持ち、月収15,000AED以上の場合は最大80%までの融資が可能です。
💼 必要書類例:
注目すべきは、ドバイ不動産市場におけるローン利用の増加傾向です。
2025年第1四半期には、**住宅ローン登録件数が9,300件(前年比+24%)**と大幅に増加。
これは、ドバイ不動産市場が現金ではなく「借入」によって支えられていることを示唆しています。
借入が拡大している時期に最も怖いのが、
「価格下落=逆回転」が始まったときの連鎖的リスクです。
価格上昇期には融資も機能しますが、下落局面では焦げ付き(貸倒れ)が一気に広がる可能性があります。
現在のドバイ市場は、融資に大きく依存する構造が見えており、投資判断は慎重さが求められます。
ちなみに、ドバイでは法人設立も人気です。
業界最安値水準での設立費用(約50万円~)で、銀行口座・ビザ取得なども可能になります。
投資だけでなく、資産管理・事業展開を視野に入れた選択肢としても注目されています。
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