2023/05/23
2023年アメリカの債務上限問題
その他・投資
意味のない債務上限を繰り返すアメリカ
アメリカの法律では国債を無限に発行できないように『 債務上限 』 と言う法律があり上限以上に国債を発行 ( 借金 ) できないようになっています。
しかし、そんなのは実質あってないような物で
アメリカ政府は戦後 ( 第二世界大戦以降 )債務上限に達すると、法律を改正し『 債務上限を引き上げる 』 と言う行為を何度も繰り返してきました。
そのグラフが下記です。
参照:日本経済新聞より
一時停止を含めた債務上限の見直しは第2次世界大戦以降で100回を超えており2001年には6兆ドルほどしかなかった債務は今では30兆ドルを超える規模に!!
もはやは、債務上限と言う言葉などあってないような物となっているのです。
アメリカ国債は本当に大丈夫なのか?
債務上限に達しても、結局の所は債務上限が引き上げられるわけだし『 いくらでも借金をして、国債を発行しまくっても問題ない! 』と言う意見もあります。しかし、本当にそうなのでしょうか?と、最近はかなり警戒をしています。これは、以前からもお伝えしているようにすでに西側諸国以外の中東やアフリカ、南米などでは『 脱ドル 』 の動きを加速させていますし参照:Vol.1220:金価格が過去最高に!今、世界で何が起きているのか?
中国政府のアメリカ国債保有額は12年半ぶりの低水準となるなど中国政府はアメリカ国債を売りまくっています。参照:日本経済新聞より世界中がドルを必要として世界中でアメリカ国債が買われるから『 アメリカ国債が発行されまくっても問題がない 』のです。しかし、世界中で 『 脱ドル 』 の動きが加速しドルを必要としなくなり世界中でアメリカ国債が売却されまくった時以前のアメリカ政府なら『 軍隊を派遣し脅す 』 と言うことをしていましたがもはや、それを行うほどの体力 ( お金 ) がなくなってしまっている。それでも『 債務上限の引き上げを繰り返すやり方が通用するのか? 』 と言えば私はかなり ???? だと思っています。『 外貨 = USD!! 』 と言う考えから頭を作り変える ( 考え方を変える ) 時が来たのではないでしょうか?アメリカの危機を回避したいのであれば自分の大切な資産は西側諸国以外の国『 中東、アフリカ、南米 』 などに振るべきです!!!